看護師あるあるとして、常に患者に対して「お大事に」と言っているので、友人と会った後別れ際など他の日常生活の場面でも「お大事に」と思わず口に出してしまうことがあります。
同様に、患者にかける言葉として頻繁に使う「どうされましたか」というフレーズも、他人が捜し物をしている時などについ使ってしまうこともあるようです。
また、夏場など半袖で過ごすことが多い季節に、無意識のうちに他人の腕に浮き出た血管を見つめてしまう習慣も一種の職業病と言えるかもしれません。
他人の腕の血管を凝視していて太くてくっきりとした血管を見つけると、採血しやすい血管を見つけた喜びで見とれてしまうこともあるようです。
日頃注射針を入れにくい細い血管に悪戦苦闘している結果、こうした現象が起きてしまうのでしょう。
看護師は感染予防のためと称して職場で大型のマスクを着用することが習慣となっています。
そのため、出勤前に時間が無い時にはすっぴんのまま出勤してしまうこともあります。
そうすると、休みの日も化粧が面倒臭くて、すっぴんのまま大型マスクをして外出してしまうことも珍しくありません。
これもまた、看護師あるあるの一つと言えるでしょう。
日頃慎重さを要する注射には慣れていて緊張感がさほど高まらないのに、医療行為には当たらない爪切りの時に妙に緊張することもよくあります。
また、幻聴のように日常生活で心電図モニターや医療機器アラーム音が耳の中で鳴り響くこともあるようです。
ナースコールは空耳の最たるもので、退勤後もしばらく耳から離れないという看護師も少なくありません。